円安で外国産フルーツが値上がり アボカドは120円 グレープフルーツは70円アップ
2日の東京外国為替市場の円相場は、約3週間ぶりに1ドル130円台まで値下がりしました。円安の影響で青果店では外国産のフルーツが値上がりし、家計への負担も大きくなっています。
静岡市葵区の中央卸売市場では、円安の影響で1カ月ほど前と比べアメリカ産のアメリカンチェリーやメキシコ産のアボカドなどの卸売価格が約1.5倍に上昇しています。
その上、新型コロナによる輸入量の減少や原油高によるハウス栽培のコスト増加も続いていて、外国産・国産ともにほとんどの野菜やフルーツが高騰している状況です。
静岡市中央卸売市場・原寿克さん 「円安の関係、それから輸送コストが非常に高い。コロナ禍で業務筋(輸入など)とか動きが悪いものですから、それに円安が追い打ちをかけている」
この影響は街の青果店にも及んでいます。
鈴木桜子記者 「こちらショーケースの中にある輸入の柑橘類は、軒並み店頭価格が上がっています」
ここ葵区の青果店は仕入れ値の上昇で店頭の価格を上げざるをえない状況です。
外国産のフルーツでは1カ月ほど前と比べ1個あたりキウイは30円、グレープフルーツは70円、アボカドは120円値上げしました。
客 「できるだけ旬の野菜を買うようにしてまして、高いものはどうしても避けてしまいますけど」
食材の調達に来た飲食店の経営者も頭を悩ませます。
飲食店の人 「仕入れの原価が上がるので、利益は取りにくくなります。(料理の)値上げをせずに、うまく乗り切れるようなメニューを考えないといけない」
特に今の時期は産地の切り替えで、果物などの仕入れが少なくなっていて、値上げはしばらく続く見込みだということです。
カネタツ・服部辰三さん 「値上げもしないと合わないもんでね。なんとも言えないんですけどロシアの関係もあるからしばらく続くんじゃないでしょうか」
ウクライナ情勢などを背景に燃料や食料品の価格が高騰する中、円安による輸入食材の値上げで、家計への影響がさらに長引きそうです。
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外国産のフルーツのほかにも中国でロックダウンが続いていた影響で、中国産のタマネギが入らず、北海道産のタマネギの卸売価格が2カ月前と比べて3倍となっています。
また青果店によると果物や野菜は長期間の保存がきかず、入荷量は世界の天候に左右されるため、先を見通しての対策がとりにくいということです。
このため「状況が落ち着くまでは高く仕入れて高く売るしかない」と話していました。
消費者は値段の安い食材を使うなど、家計の負担を軽減する食材選びが求められそうです。
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円安で一部の企業は良いが多くの国民生活は負担大でこまる 電気代えぐい